いつかの自分宛

フランスでお財布をなくしたら/フランスで銀行口座開設しよう

 

更新が1ヶ月くらい空いてしまった!ごめんなさい!

 

 

無事お引越ししました。新しい都市に。

 

ですが

その直後財布をスられました。

 

 

紆余曲折ありました。(精神的に) 笑

 

 

 

 

今回は「フランスでお財布を無くしたらどうしたらいいの?!」をお話しします。

 

 

 

フランスだけではなく、「海外で」でも当てはまると思う!

 

 

 

 

まずどうやってなくなったのか。

 

 

 

 

引越し当日、お世話になったお友達に見送られながらリヨンの一番大きな駅「Lyon Part-Dieu駅」のベンチに座っていました。

 

 

 

お友達2人とわたしの3人で楽しくおしゃべりをしていました。

 

 

 

 

そんな時私はポッケに入れていた紙をお財布にしまおうとお財布を出しました。(最大の過ち)

 

 

ちなみにその紙には、キャリーケースにつけていたチェーンロックの暗証番号4桁が書いてありました。

 

 

 

その紙をお財布に入れて、リュックにしまいました。

 

この時私はリュックのチャックを閉めていませんでした。足元に置いといたペットボトルの水をしまうために開けたままにしていました。

 

 

ですがお腹にリュックを抱きかかえていました。

 

そのあたりから左隣の人がやけに近かったんですよね。

右隣には友達がいました。

 

 

10代くらいの若いドレッドヘアの女の子でした。

妹らしき小さい女の子をあやしてて、可愛いなぁとしばしよく見てたのでよく覚えています。

 

 

ずーーっと肩が当たってる距離感でした。

 

座ってたベンチは混んでなかったし、右隣の友達とくっつくこともなかったのに

その女の子は私に密着していました。

 

 

 

 

 

 

 

そして友達と写真をとったりしていて完全に右方向を向きっぱなしになってたんですよね。

 

 

これは完全に私の警戒心がゆるゆるでした。

 

 

 

リヨンはすごくステキな街で大好きで

でもそのPart Dieu はスリで有名ということが、分かっていても実際には起きないだろうというフランス3ヶ月目の油断により起きてしまいました。

 

 

 

わたしはペットボトルをリュックの中を見ないままサッと入れてチャック閉めてホームに向かいます。

 

 

そのまま乗車時間になって、電車に乗りました。

 

 

実際に電車に乗るときもキャリーケースを置くのにかなり手こずったのでその時に誰かが後ろのリュックを...ってこともあるかと思うけど、

かなり通路が狭かったからそんなことされたら流石に気づきます!!

 

 

わたしのリュックは、ボタンを外して、さらにチャックを外さないと開きません。

 

最初のボタン、結構硬いです。笑

 

 

 

 

私はなにも気づかないまま、友達と感動の別れを経て、5時間フランスの新幹線TGVに揺られ、大荷物の中引越し先の都市に着きました。

 

 

 

そして新たなレジデンスまで行こうと

トラムの切符を買うためにそこで初めてリュックを開けました。

 

 

リヨンを出発して5時間後ですね。

 

 

 

 

 

 

「 財 布 が な い 」

 

 

 

 

 

もうね、冷や汗が、ドバーって。

 

 

 

急いでリヨンの友達に電話して、

 

 

「もう一回よく探して見て、焦ってるだけだと思うよ、あなたに限ってそんなこと絶対ないから大丈夫」

 

と励まされ

 

わざわざカフェに入ってリュックひっくり返して、それでもなくて。

 

 

「あぁ現実だぁ、、、、、」

 

 

と実感。

 

 

 

 

そして溢れる不安。

 

 

 

 

 

 

友達が1人もいない、既にリヨンから500キロくらい離れてる、戻る手段はない、なぜなら手持ちの現金は僅か、土地勘はない、クレジットカードもなくなり、出国の時日本の友達から貰った中身より大切なお財布そのものを無くしてしまった。

 

 

 

 

 

 

もう本当に文字通り絶望だからねこれは。笑

 

 

 

泣いてたって助けてくれる人はいないしね。

 

 

 

 

どうにかこうにか自分をごまかしごまかし新しいレジデンスまで着くことはできたので、とりあえず自分の部屋に行って。

 

 

 

絶望再来。笑

 

 

 

あーもー、全然ショック、1ヶ月経った今でもずっとショックだし、何より生きるのも大変だしさあ。

 

 

 

まじで、財布、返せ。

 

 

それだけだ。

 

 

盗んだ人は、財布に入れてたどうでもいいキーチェーンの暗証番号ひたすら入力してクレジットカード使えなくなれ。  笑

 

 

そしてここからが本題!

 

 

まずなにをしたらいいの???

 

 

 

 

 

とりあえずカードを止めましょうね!!!!!

 

すぐにね!!!!

 

保険会社にも連絡入れましょう!

 

でもまずカードね!止めよう!

 

 

 

でもこの行為、すごい大事だけどわたしからしたらリスク高くてね。

 

 

 

カード止めたら再発行は日本じゃないとできないわけで、

 

止めた後にうっかり出てきた!なんてことになってももうそのカードは無効になるわけで。

 

 

 

本当に止めていいのかな、なんてよぎっちゃったのさ。

 

 

 

 

でもキャリーケースに入れてた予備財布の中にクレジットカードを1枚だけ入れておいたのでとりあえず生きることはできると思って勢いよく全て止めました!電話で!笑

 

 

でもSIMカード上、日本に電話できないこともあって、

親の電話で銀行にかけてもらって

スピーカーホンにしてもらって

間接的に国際電話したりとかね....

 

 

 

大変だった、、笑

 

 

 

 

 

そしてわたしはフランスで銀行口座を開設してたのね。

 

その口座ってどうやって止めたらいいの?って思うでしょ?

 

 

ホームページ調べると「こちらにお電話してね」的なところあってお電話しましたが、

言語レベル1くらいの私に電話でネイティブフランス人とクレジットカード系の難しい話なんて出来るわけがないのよ!笑

 

ジェスチャーも通用しなければ、何回聞き返しても聞こえにくいし。

 

 

なので次の日、直接銀行に行きました。

 

 

「カードをなくしました、止めてください」

 

 

帰ってきた返事

 

「ここでは無理。ここに電話して。」

 

番号の書いたメモを渡されました。

 

 

えぇ..........電話なん.....................

 

 

 

意を決して掛け直す。

 

 

 

案の定会話にならず切られてしまう。

 

 

 

 

そしてその次の日、わたしは語学学校に通うことになってたので初対面の先生に電話を代わりにしてほしいと頼み、快く快諾してくれ、カードを止めることができました。

 

 

 

どうやらカード会社が別にあって

まず電話すると「どこの銀行?」って聞かれたので一括してその会社がやってるんだなーと思った

 

それは支店じゃできないね。

 

 

 

とにかく信頼できるその国の人に頼むのが一番早いです。

 

 

 

 

 

そして全部止めれたわけだけど一難去ってまた一難。

 

 

 

唯一手元に残ってたクレカが使えない大事件。

 

 

 

たしかねー、そのクレカ、日本で買い物中に「入会すれば2000円分ポイント贈呈!年会費無料!」みたいな感じで作っちゃったやつなのね。思い出したのよね。

 

 

だから、毎月の上限額5万 笑

 

まあでもそれはATMで現金を引き出す時の上限な訳で、要はカードで買い物すればある程度の上限額あるはずなのでいけるはずなのよ。

 

 

そして気付く

 

「icチップが埋め込まれてないタイプの、シュッてやるカード」だということを。

 

 

 

シュッてやるとこなんてないし、あってもどんだけ矢印の方向にシュッてやっても「エラー」表示。

 

店員をイラつかせ、現金で払えオーラが免れない。

 

 

ここらへんで第2の絶望が現れました。

 

 

 

頼りの綱が使えない。

無くしたクレカは全て止めた。

 

もしかしてやばいんじゃないの?

 

 

 

 

 

この時の絶望は、もしかしたら財布無くした時よりも怖かったかも。

 

現実味がジワジワときて。怖かった。

 

 

誰かがお金入金してあげるよって言ってくれても引き出す手段がなかったし。

 

 

家賃とか払わないといけないのに1ヶ月5万円の、しかも現金で生きていかないといけないのか、、、、。みたいな。

 

 

 

ちなみにフランスのレジ、大きいお金出すと(日本でいうと5000円札)断られるからね笑笑

無理、カードないの?って余裕で言ってくるからね。

釣り銭不足でもないのに。笑

 

 

まじで!もう!それは許せ!笑

 

 

 

 

本当その1週間くらい死んでて記憶がない笑

 

 

 

 

でもね、後にこの最後の頼りの綱のクレカが使えることが判明します。

 

 

 

シュッてできなかったのは単純に日本の機械と違って矢印通りにやっても意味なくて、カードのむきを反対にしてシュッてやらないと反応しなかっただけ、みたいな。笑

 

 

まあそれでも使えないところあるんですけどね...なぜか.....笑

 

 

 

そしてさらに問題。

 

 

 

日本の銀行からはもう引き出せないので、フランスの銀行口座を作らなければならない。

 

 

そしてその口座に、日本からわたしのお金を送金してもらっていつでも使えるようにしなければならない

 

 

流石にクレジットカード1枚(役立たず)と毎月5万の現金。だと無理あります。海外で生活するのは。

 

 

なのでフランスで口座作らないと。

 

 

 

あれ、あるんじゃないの?フランスの口座。

と思ったと思うけど

確かにあります、カード止めたけど。

 

 

その銀行のわたしの担当者にメールしました

「カード無くしたので再発行してくださいプラス住所も変わったのでココに新しいの送ってください。」

 

 

 

そして来た返事「とりあえずわたしに電話してください」

 

 

ですよね。

 

 

フランスって基本銀行行ったら自分の担当者が付きます。

 

住所変更すると新しい住居証明書をその支店に持って行って変更手続きをしなければいけません。

 

 

そして住所が変更されます。

 

 

基本的に口座作る時、家にカードは直接届かず、家にはカード引換券が届きます。

 

その引換券をもってお店に行ってようやく自分のカードがもらえます。

 

 

 

この場合わたしは、住所変更もしてないし、再発行頼んでもカードが届くのはリヨンの支店かもしれないし、何より電話ができない、フランスなのでかなりこうゆう手続きは時間かかる

 

全てを悟って新しい銀行に口座を開くことにしました。

 

絶対そっちのが早いから!

 

 

なのでなくした銀行にはまだ電話できてません。担当者ごめんね。(もう忘れてるだろうけど!)

 

 

 

 

そんな感じで銀行口座を新しく開設しました。

 

 

大体トータル3週間くらいかな。

 

 

 

銀行口座開設法を簡単に説明します!

 

多分どこの銀行も同じです。

 

 

 

 

1  まず作りたい銀行に足を運び、口座を作りたいと伝えます

 

2  その日に作ることはできず、後日アポをとります。だいたい1週間後。

 

3  アポを取ったその日担当者と個室で1対1でやり取りをします

持ち物は 

⭐️住居証明書

⭐️身分証明書(パスポート)

⭐️学生証 (学生なら)

⭐️滞在許可証

 

 

4  いろんな紙にサインして無事に開設します。大体の場合はRIBという銀行口座証明書がその場でもらえます。その紙があると日本から送金したり、アルバイトするときに必要だったり、家を契約するときに必要だったりします。

 

5 それから1〜2週間後に家に手紙が届きます。その手紙に自分のカードの暗証番号が載っているかなり大切な手紙です。

 

6 その手紙をもって銀行に行きます。その紙にサインをして、銀行からカードが貰えます。

 

7 そのままではカードを使う方ができなくて、一度ATMにカードを通して暗証番号を入力して入金したりしてようやくカードが稼働します。

これをやり忘れてそのままスーパーなど行っても使えないので注意。

 

終了!

 

 

ちなみにわたしは手紙が届くのに3週間近くかかって焦って銀行に行っても

「しばし待て」の一点張りで

しびれを切らしたころに届きました。

 

ホッ。

 

 

ひとまずフランスで有効な口座を持てたのであとは日本から送金して生きていくのみ。

 

キャッシュカードにクレジット機能もついてるのでポンコツクレカ卒業できるワケです!

 

 

 

ホッッッ!!

 

 

 

後もう一つ!

 

 

本題に戻って。

 

 

 

 

お財布をなくしてるので警察署に行きましょう!!!!

 

被害届をもらいましょう!!!

 

 

わたしはお財布をなくして1週間後くらいに行きました。

 

 

 

結構混んでました。

 

 

警察署に入るために荷物検査も必要で、

 

 

中の受付で要件を伝えて、「しばし待て」と言われます。

 

そのときに日本人だと伝えると日本語の紙をくれます。これに記入して待ちます。

  

 

日本語が少しおかしいの笑笑 

2枚目の下の方

犯人は乗り物に乗ってたか?みたいなとこ

 

歩き、自転車、バイク、「スケート」 ww

 

いや、スケートて!軽やかか!想像して、さらに静かな警察署と相まって面白すぎました。笑

スケートじゃなくて、スクーターね、キックボードのことです。

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それからわたしは2時間半待ちました。

 

 

もしかしてわたしのこと忘れられてる?って不安も感じました笑

 

 

忘れられてなかった。

 

 

 

呼ばれてついていくと沢山個室のある通路を歩きその中の個室に入れられます。

 

 

なぜかコワモテなガタイの良い警官3人。対わたし。

 

 

なんで3:1?!暇なの?!

 

って思いました本当...笑

 

 

 

あまり言葉話せないけど、

 

とられたことと、その時の状況や、思い当たる相手の顔などを伝えます。

 

あまりの話せなさに半分呆れられつつも

(てゆうか普通に怖いので縮こまります)

無事被害届ゲット(多分)

 

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もらった紙はトータルで10枚あります。

 

サインしまくりました。

 

 

きっと大事な紙です。わからんけど。笑

 

 

 

ひとまずはそんな感じかな?

 

 

あとはとにかくいろんな人に話しました。

 

 

じゃないとメンタルがもってかれそうだった。笑

 

 

お金なくてホームレスの配給とかも行ってみました。

もらえませんでした。笑

 

 

 

 

 

ちなみに問題はまだあって

 

来月の今頃は住む場所がありません

 

 

今探してます。

 

 

本当に次から次へと。

 

 

定期的に来るビッグプログレムはなんなの一体?

 

良い気になってると訪れるので、謙遜して生きていこうと思います。

 

なにかに釘刺されてるので。笑

 

 

もう!!!!ジワジワと嫌がらせすな!笑

 

 

 

負けないぞ!

 

 

辛いこと沢山あるし

日本食恋しいし

日本に帰ったらあれやろう!とか思うけど

 

それでも出来るだけ帰りたくないです!

 

 

フランスって仕事遅いし、何かと不便だし、ムッとすること沢山あるけど、それでもわたしは海外が好き!

 

 

文句言いながらも何年も住み続けてる人の気持ちが、なんとなく分かります。笑

 

 

島国にいたらわからなかったであろうことだらけ。

 

 

 

 

とりあえずまだあまりお友達がいないこの都市の紹介は次の記事でしましょう。

 

 

 

フランスでお財布をなくして困ってる人、

 

フランスで銀行口座作りたい人、

 

何なりと聞いてください。 笑

 

 

 

 

とりあえずわたしの愛すべきお財布よ戻ってきてくれ......

 

せっかく国際免許も取ったのに、免許証なくなったから使えないし、なんかもうガックリしてるので誰か食べ物をわたしに送ってください以上。

 

 

 

 

 

長くなりました、ピンチはチャンスです

ハプニングはネタです

 

楽しんで生きましょうね

 

 

外国で生活するなんて、したくてもできない人沢山いるはずですから。

 

 

どうせいつかはきっと日本に帰るんですから。

 

 

 

今を大事に生きていこう。

 


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今頃あなたはどこにいるの?

 

会いたい........。